料理に欠かせない砂糖
料理の「さしすせそ」のトップバッターを務める、超基本調味料である砂糖
いざ料理をしよう!と意気込んだはいいものの…
砂糖が固まってる!!!
スプーンでガリガリやっても全く取れない…
なんて経験ありませんか?
今日は固まってしまった砂糖を、家にあるもので超簡単にサラサラにする方法をご紹介します。
たった10秒の準備で解決しちゃいます。
ぜひ試してみてください。
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砂糖が固まる原因
そもそも、なぜ砂糖が固まってしまうかというと乾燥が原因となっているのです。
砂糖の結晶はもともとくっつきやすいという性質があります。
砂糖を作るときに仕上げに結晶の表面に「軟化糖液」というものをかけてコーティングしています。
この軟化糖液が砂糖が固まってしまうことを防いでくれています。
しかし、乾燥が進むと軟化糖から水分が減り、軟化糖も結晶化することで砂糖の粒子どうしがくっつき、固まってしまうのです。
これを防ぐには乾燥させる事と逆の事をすれば良いのです。
固まった砂糖をサラサラにする方法
固まった砂糖をサラサラにする手順は、たった10秒の準備で出来ます。
その方法はどこの家庭にもあるキッチンペーパーを使います。
- キッチンペーパーを砂糖の容器のフタの裏側に収まる大きさに切ります。
- 切り取ったキッチンペーパーを水が垂れない程度に濡らします
- 容器のフタの裏側に濡らしたキッチンペーパーを貼り付けます
準備は以上!!です
あとは1時間程度放置します。
1時間後キッチンペーパーを取り除くと砂糖が、嘘かと思うくらいサラサラに戻っています。
1時間以上放置すると容器の中に水滴が溜まってしまう可能性があるので注意してください。
他にも電子レンジで加熱したり、食パンを容器に入れる方法などもあるようですが、準備や容器の移し替えが面倒ですよね。
霧吹きをするなんて方法もありますが、量を間違えると砂糖が溶けてしまうので危険です。
この方法であればキッチンペーパーの他に準備をする必要もなく、失敗する危険もありません。
今使っている容器をそのまま使えちゃいます。
塩が固まる原因は湿度の変化によるもの
同じく基本調味料である「塩」ですが、実は塩が固まる原因は砂糖とは異なります。
砂糖は乾燥により固まるとお伝えしましたが、塩は湿度の変化により固まります。
- 湿気が多いと、ごくわずかな水分が塩の表面に付着し、塩が溶けます。
- 再度湿度が下がった際に塩が結晶化します。
これを繰り返すうちに、大きな固まりとなってしまうのです。
湿度が変化することにより、塩の状態に変化が起こり固まってしまうのです。
湿度が高いままだと、塩が溶けている状態となるため固まりません。
湿度が低いままだと、塩に含まれる水分が蒸発し結晶を作るため固まりません。
湿度の高↔低を繰り返すことによって、塩が溶けて、結晶化してを繰り返すため、だんだん固まっていくのです。
固まった塩を元に戻す方法
固まってしまった塩を元に戻すには以下の2つの方法があります。
- 電子レンジで加熱する(600Wで2分~3分程度)
- フライパンで炒る
水分を飛ばしてあげることでサラサラに戻ります。
電子レンジで加熱するときはフタやラップはせずに行ってください。
フライパンで炒るときは油はひかずに、弱火で炒るようにしましょう。
油をひいてしまうと塩が油を吸収してしまうので、水分や油が無い状態で弱火で様子を見ながら炒るようにして下さい。
まとめ
固まってしまった砂糖をサラサラに戻す方法について解説しました。
また、類似調味料である塩が固まる原因や、サラサラに戻す方法についてもお伝えしました。
いざ料理しようとしたときに、すぐこれらの調味料が使えないと困りますよね。
すごく簡単な方法で解決できるため、ぜひ騙されたと思ってぜひお試しください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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